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日常に溶け込むユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインというのは、年齢や障害の有無を問わず、誰にでも使い勝手が良いように作られた日用品や施設などを指しています。
最近は、日用品の中にもユニバーサルデザインが取り入れられている商品が増えてきています。
身近な日用品の例として、シャンプーにも工夫が施されていることをご存知でしょうか？
入浴中に髪の毛を洗っているときは、目をつぶっているのでシャンプーとリンスの区別がつかないことがよくあるものです。
区別がつかずに困っている、シャンプーとリンスを取り違えてしまったという声をふまえて、現在ではシャンプーの容器にギザギザとした刻みがつけられるようになりました。
この刻みがあることで、目をつぶっていてもシャンプーで、刻みの付いていないものがリンスだと区別することができます。
最初は一つの会社で始まった取り組みが業界全体に広がって、現在では国内のどのメーカーのものを購入しても、この基準でほぼ統一されています。